住宅購入or賃貸、悩んだら将来の資金を確認しましょう。

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先日、FPのマッチングサイトから御相談を受けた案件をご紹介します。

御相談者は、お手元の資金で住宅購入か賃貸の選択を考えられていたようですが、住宅費は家計の中で最も経費率が高い項目です。

賃貸であろうが、購入であろうが、経費として消費するのは後か先かの違いだけであり、結果は同一です(住宅ローンの金利は除く)。大切なことは、将来の生活資金が枯渇しないことを最優先にすることであり、特にお仕事の継続も含めて検討をしなければなりません。

今回の御相談者は、ご子息や御自身の健康面で不安を抱えていますので尚更なことです。

御相談に関する回答としては、未来に向かっての不安や不満なども考慮しながら、つまずきが発生しないように全体感を持って対応することが必要であると考えます。

そのためには、まずは「見える化」をすることが必要であり、FPはライフプランをシミュレーションすることで全体感を把握します。

お医者様であれば、病の原発巣を探すために、あらゆる方向性から検査をして解明してゆきますが、FPはお金の専門家として、将来の生活を維持できることの確認をしておかなければなりません。

結果として、多少厳しいコメントであったとしても、誤った方向性を選択していただかないためにもあえてお伝えしておかなければならないと考えます。

本件に関するご質問をお待ちしております。

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<ご相談>年齢63歳、現在療養のため休職中ですが、復職する予定です。息子と同居中です。
父から相続した今住んでいる私名義のマンションは戸数が少なく管理費と修繕積立金が高額なため売却を考えています。不動産屋さんが提示している売却金2,000万円と兄妹で共有していた実家底地の売却分2,000万円が手元に入ります。中古の小さなマンションを購入し月々の固定費を削り私もまた働くつもりですが、税金や手数料を含め金額の目安がわからず不安です。息子の将来を考えると賃貸のほうがいいのかなどご相談できたらと思います。

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ご相談ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

ご相談内容は概ね確認させて頂きました。
どのような逆境でも前向きに進まれようとなされており、是非今後につきましてのご相談をお伺いしたいと思います。

率直に申し上げますと、お手元に残される資金につきましては不動産などに換価されない方が良いでしょう。
なぜならば、今後もお仕事を続けていくと思われても、それほど無理が出来るような年齢ではございません。

従いまして、お手元資金として準備しておくことの方が良いのではないでしょうか?
しかし、お子様の将来を考えた場合には、しっかりとした居住先は必要ですから、代替案として公営住宅等を検討され、極力出費をしないで済むように長期にプランを練っておかなければなりません。

そのためにも、一度ライフプランをシミュレーションして、資金管理を見える化しておく必要があります。その後、生涯資金に問題がないようであれば、住宅購入も検討出来ると思います。

大切なことは、一般論や目先の手当ではなく、安定して生活が維持できることを確認することです。

もし、全体を通してご相談いただけるのであれば、当事務所をご指名願います。

まずは、ご挨拶としてメールさせていただきました。

良い一週間をお過ごし下さい。

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舘野先生へ

一番厳しいご提案をいただきました先生にご相談したかったのですが、事務所との距離が地理的に無理かと思い今回は断念いたします。
資金を確認してから住宅を検討ということ肝に銘じて考えていきます。
お忙しいところご丁寧なメールをいただきましてありがとうございました。深く感謝いたします。

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